疲れた脳をリフレッシュさせる旅行のポイント
新しい刺激が脳を活性化してくれます
日常生活の中には様々なストレスがあります。
ストレスの原因は色々ですが、現代においてはそのほとんどは人間関係によるものでしょう。
過剰なストレスがたまりきった状態になっている時というのは、それとは意識をしていなくても自然と視野が狭くなってしまいがちです。
世の中は今自分の周りにある不愉快なもので完結しており、そこから抜け出したり逃げ出したりすることは不可能なのではないかと思い込んでしまうことも多々あります。
しかし実際には一人の人が感じている人間関係のストレスというのは世界全体で見れば微々たるものであり、一見逃げ出すことができないように思える状況も、ちょっと視点を変えればどうってことのないモノであったりします。
とはいえ頭でわかっていても、目の前にストレスのもとがある状態で「あんなのは大したことがない」と思えるようなメンタルの強さというのは、そうそう身につけられるものではありません。
そこで必要になってくるのが、日常を忘れることができる発想の転換です。
発想を転換するために、最も適しているのが「旅行」でしょう。
旅行は普段生活している空間から大きく離れて、全く違った場所で、全く違った人たちとの交流を持つことができます。
新しい発見をすることは脳を活性化させてくれることにも繋がるので、直接的なストレス以外にも毎日の生活に閉塞感を感じているという人にもおすすめです。
ストレス解消をするためにはできるだけ情報を遮断しよう
ストレス解消のために旅行に行くなら、まず絶対にやっておきたいのが「今の生活のつながりを極力排除する」ということです。
具体的には「できるだけSNSやWebサイトは見ないようにする」ということです。
今時の世相を示す言葉の一つに「SNS映え」という言葉がありますが、これは旅行や飲食店を利用するときに、どうやったらたくさん「いいね」をもらえるか、ということを意識して写真撮影をすることを指します。
ちょっと皮肉な言い方をすれば、実際に自分が楽しんでいるかどうかよりも、その写真をアップすることで周囲から「楽しんでるな」と思われるかどうかを気にして行動するという事です。
確かにそうしてたくさんの人から賞賛を貰えるというのは嬉しいことですが、外出をしてストレスを忘れたいときに、カメラ映りや世間体を気にしていては気持ちを開放することなどできません。
むしろそこまでして苦労した写真がよい評価を得られないとなると、ストレスは倍増することになってしまいます。
極端な話、携帯電話やスマホを持ち歩かないくらいの気持ちで知らない街歩きをする、ということの方がストレス解消には役立つのです。